アールイーマガジン

昭和の面影を、令和に写す─「たふさん」が見つめる路地裏の時間 @ Leica M11 / Summicron F2 28mm

カメラを買いたい

カメラを売りたい

昭和の面影を、令和に写す─「たふさん」が見つめる路地裏の時間 @ Leica M11 / Summicron F2 28mm

ユーザーの画像

たふ さん

Instagramのアイコン

カメラ歴は17年。 主な活動内容は令和の時代に残っている昭和な商店街、繁華街、スナック街、看板などを主な被写体として日々撮影している。Instagramはほぼ毎日更新しているので是非フォローをお願いします。

たふ さんの使用カメラ

使用カメラの画像
ライカ M11 ボディ
使用カメラの画像
ソニー α7R V ILCE-7RM5 ボディ
使用カメラの画像
リコー RICOH GR IIIx

たふ さんの使用レンズ

使用レンズの画像
ライカ SUMMICRON-M 28mm f/2 ASPH.
この記事をシェア

昭和の面影を、令和に写す

ネオンに照らされたスナック街、色褪せた看板、シャッターの降りた商店街…。それらは一見「過去」の名残かもしれませんが、誰かの人生が今も静かに息づく場所でもあります。
そんな、令和に残る“昭和の情景”をテーマに撮影を続けているのが、たふさんです。
カメラ歴は17年。日常の中のノスタルジーを切り取る視点と、丁寧なスナップが多くの共感を集めています。

カメラとの出会い ──「表現」への情熱が自然と写真へ

「初めて一眼レフを手にしたのは26歳のときでした。最初のカメラはCanon 40D
その頃バンド活動をしていたのですが、“作品を生み出す”という点で音楽と写真に共通点を感じたんだと思います」

創作活動の延長として始まった写真。Lレンズとの出会いが、たふさんの写真人生を大きく加速させました。

「初めてEF17-40mm F4L USMEF24-105mm F4L IS USMを買ったときは、『これがあれば何でも上手く撮れる』と思いました。毎日が本当に楽しかったですね」そして、10年以上が経った今でも、写真への情熱は変わっていないと語ります。


PR:下取交換なら最大16%UP

被写体は「人間の気配がする場所」

「最初は風景や鉄道をよく撮っていました。中井精也さんの“ゆる鉄”の世界に感銘を受けて、地方の鉄道を巡ったこともあります」

やがて、たふさんの視線は人の営みを感じる街角や路地裏へと向かいます。

昭和の面影が残る商店街やスナック街、看板…そういった人の匂いを感じる場所に惹かれるようになりました。令和の時代だからこそ、そういう“人間臭さ”を残しておきたいと思ったんです」

そこには、懐かしさだけではない、「今を生きる」人々の姿が写されています。

機材は「高画素×広角」が軸。Leicaの28mmに魅せられて

現在のメインカメラはSony α7R VLeica M11。共通点はどちらも高画素機ということ。

「広角レンズで撮って、必要があればクロップしています。最近は**Leica M11とSummicron F2 28mm ASPH.**の組み合わせが多いです。28mmという画角が、路地裏撮影にはすごくしっくりくるんですよね」

広角だけど近寄れば大きく撮れる、足で寄れる距離感もちょうどいい。絞りをF8以上にしてパンフォーカス気味に使えば、スナップにもぴったりです」

さらに、街撮りで愛用しているのがRICOH GR III。「こちらも28mm。コンパクトで持ち運びしやすく、描写力も素晴らしいので、常にバッグに入れています」


PR : アールイーカメラクチコミ評価

忘れられない、映画館の前の情景

たふさんに印象的な撮影エピソードを尋ねると、最近出会ったあるシーンを語ってくれました。

「とある商店街を歩いていて、ふと古びた映画館の前に立っていました。写真を撮ろうとした瞬間、館内から映画を観終えた人たちがどっと出てきたんです」

「普段は静かな路地裏なのに、一瞬だけ賑やかな時間が流れて。映画の感想を話す表情が本当に楽しそうで、こちらまで和んでしまいました」

写真を撮る中で、偶然出会うドラマ。それは日常の中の“宝物”のような時間です。

「名スポット」は、意外とすぐそばにある

最後に、おすすめの撮影スポットを尋ねると、たふさんからはこんな言葉が返ってきました。

特別な場所に行かなくても、日常の中に撮影スポットはあります。いつもの道でも、上を見たり横を向いたりするだけで、新しい発見があるんです」「深く考えず、“感じたまま”に撮る
それが自分のスタイルです。同じ場所でも、天気や時間、通りかかる人によって、まったく違う表情になる。それが面白くて、やめられないですね」

たふさんの作品

Leica M11 ・summicron 28mm F2 ASPH.
Leica M11 ・summilux 50mm F1.4 ASPH.
Leica M11 ・summicron 28mm F2 ASPH.
Leica M11 ・summicron 28mm F2 ASPH.
Leica M11 ・summilux 50mm F1.4 ASPH.
Leica M11 ・summicron 28mm F2 ASPH.
Leica M11 ・summicron 28mm F2 ASPH.
Leica M11 ・summicron 28mm F2 ASPH.
Leica M11 ・summilux 50mm F1.4 ASPH.
Leica M11 ・summicron 28mm F2 ASPH.

PR : LINE上の「毎日ポイ活」から貯めらるポイントでギフト交換

おわりに──“時代の隙間”に光を当てる

たふさんが撮るのは、今まさに変わりゆく時代の隙間。その中に残る昭和の温度、人の営み、情緒。
新しく生まれるものを撮るのではなく、「消えゆくものを記録する」という姿勢が、写真に深い味わいを与えています。
次にあなたが歩く街角にも、たふさんが写したような「物語」が、ひっそりと待っているかもしれません。


この記事をシェア
ユーザーの画像

たふ さん

Instagramのアイコン

カメラ歴は17年。 主な活動内容は令和の時代に残っている昭和な商店街、繁華街、スナック街、看板などを主な被写体として日々撮影している。Instagramはほぼ毎日更新しているので是非フォローをお願いします。

たふ さんの使用カメラ

使用カメラの画像
ライカ M11 ボディ
使用カメラの画像
ソニー α7R V ILCE-7RM5 ボディ
使用カメラの画像
リコー RICOH GR IIIx

たふ さんの使用レンズ

使用レンズの画像
ライカ SUMMICRON-M 28mm f/2 ASPH.

カメラを買いたい

カメラを売りたい