7月は梅雨の名残と夏本番が重なる、撮影に最適な季節です。しっとりとした紫陽花や水たまりに映る風景、そして太陽の光がまぶしい夏の花々まで、バリエーション豊かな写真が楽しめます。
雨の日は、濡れた草花やリフレクションを活かした撮影がおすすめです。防塵防滴のカメラを使い、望遠レンズで細部を切り取ると印象的な1枚に仕上がります。
梅雨明け後は、向日葵やラベンダーが見頃を迎えます。広角レンズで青空と花をダイナミックに写すと、夏らしい爽快な写真が撮れます。朝や夕方の柔らかい光を使えば、自然な色合いに仕上がります。
星空が美しいのも7月ならでは。七夕や天の川の撮影には三脚と長時間露光を活用し、静かで神秘的な夜の表情を切り取りましょう。
また、透明度の高い海や夕暮れのビーチも魅力的です。逆光を活かしてシルエットを撮ると、映画のワンシーンのような雰囲気が出せます。
撮影時は熱中症や日焼け、虫刺されに注意しながら、安全に楽しんでください。人気のスポットは混雑することも多いため、早朝や平日の訪問がスムーズです。
機材に迷ったら中古カメラのチェックもおすすめです。最適な装備で、7月ならではの景色を存分に楽しんでください。
7月といえば真っ先に思い浮かぶのが、北海道・富良野のラベンダー畑です。中でもファーム富田は広大なラベンダーの絨毯が広がり、多くの旅行者やカメラ好きが訪れる人気のフォトスポットです。澄んだ青空と紫のラベンダーのコントラストに、花の香りが一面に漂う様子が撮影の魅力を高めます。おすすめの時間帯は早朝や夕方で、柔らかな光が花と緑を美しく照らしてくれるので、インスタ映えする1枚を狙えます。
北海道・美瑛の「青い池」は、まるで幻想世界のような静寂とともに、その名の通り美しい青色をたたえる池が魅力です。周囲には生い茂る夏の緑が池の美しさを引き立て、自然が織りなす色彩のグラデーションに心惹かれます。7月は池の水面が澄み切って青さが際立ちやすい時期で、撮影のベストシーズンです。広角レンズを活用することで池や周辺の風景をダイナミックに収められます。
群馬と福島に位置する尾瀬は、美しい湿原と山々が織りなす絶景が楽しめるスポットです。7月中旬ごろ、梅雨明けとともに緑が一層深まり、尾瀬ヶ原や尾瀬沼では息を呑むほどの景観が広がります。木道沿いに広がる珍しい高山植物や湿原全体の景色が撮影の一押しポイントです。また、この時期は登山客が多いため、できるだけ朝早く訪れることで人混みを避けながら、静けさの中で撮影を楽しむことができます。
山梨県の明野は、日本全国でも有名な向日葵畑が広がるエリアで、夏になると約60万本もの向日葵が一斉に咲き誇ります。7月下旬から8月にかけて満開を迎え、青空と眩しい黄色の花々が織りなす景色は圧巻です。明野の向日葵畑は、どこまでも広がる向日葵を撮影できる絶好のフォトスポットで、特に逆光を活用して花が輝く様子を収めると、明るさと夏らしさが際立つ写真を得られます。
新潟屈指の絶景である星峠の棚田は、四季折々で多彩な表情を見せる場所です。7月になると緑がしっとりと深くなり、稲が成長する様子を眺めることができます。特に棚田に水が張られる朝方は、晴れた日には水田に反射する青空や雲が美しく、特別な撮影機会を提供してくれます。霧がかかった早朝は幻想的な雰囲気に包まれ、まるで絵画のような1枚が撮れます。
7月の夜空は織姫と彦星を思わせる星々が美しく輝きます。世界遺産に登録されている白川郷では、茅葺き屋根の合掌造りの家々とともに星降る夜を楽しむことができます。七夕シーズンには特に人気のスポットで、天の川が一望できる景色はまさに絶景です。写真撮影には三脚や広角レンズがおすすめ。ぜひ7月に訪れたい、日本全国の星空フォトスポットの一つです。
奈良の薬師寺は、歴史的建造物と夜空の共演を楽しむことができる場所として人気です。7月の穏やかな夜には、五重塔が満天の星空と驚くほど鮮やかに映えます。特に七夕の時期には、ライトアップが行われることもあるため、幻想的な雰囲気をカメラに収めることができます。このフォトスポットは、歴史の風情を感じながら星空を眺めたい方におすすめです。
四国カルストは、7月の晴れた夜に絶好の星空スポットとして知られています。高知と愛媛の県境に広がるこの高原では、天の川がまるで手の届くような近さで見られます。地形の起伏と星空が織り成す風景は、他にない壮大な魅力を持っています。星空撮影に適したミラーレスカメラや望遠レンズを携えて訪れるのがおすすめです。夏の思い出にぴったりの絶景です。
千里浜なぎさドライブウェイでは、日本海の荒々しい波と夕日の美しいコントラストが楽しめます。7月の透明度の高い夕空に広がる赤いグラデーションが、インスタ映えする絶景を演出します。このドライブウェイは砂浜を車で走れる全国でも珍しい場所で、車窓からも素晴らしい景色を眺めることができます。夕方の時間帯に訪れるのがおすすめです。
京都嵯峨野の竹林は、夏の光が差し込むと独特の幻想的な美しさを放ちます。7月の竹林は青々とした新緑が一層鮮やかで、木漏れ日とともに撮影するのに最適です。早朝や日没前の時間帯には観光客も少なく、静かな環境で写真を楽しむことができます。夏ならではの爽やかな景色とともに、ぜひカメラに収めてみてください。
沖縄本島屈指のフォトスポットとして知られる青の洞窟は、7月に訪れるのにぴったりの場所です。洞窟内に差し込む太陽光が透明感のある海水を青く照らし、その光景はまるで異世界のような美しさです。シュノーケリングやダイビングを楽しむこともできるので、水中撮影にも挑戦してみてはいかがでしょうか。インスタ映えする写真を撮るなら、日の光が強く差し込む午前中がおすすめです。
所在地: 〒904-0417 沖縄県国頭郡恩納村真栄田469−1
関東最東端に位置する犬吠埼は、夏の夕景が美しいことで知られています。特に7月は湿度が高く空の色が豊かに変化し、夕日の赤やオレンジが水面と空を彩ります。灯台をシルエットにした写真はまるで一枚のポスターのような仕上がりになるのでおすすめです。犬吠埼付近にはカメラ屋も点在するため、急な機材トラブルにも対応可能です。
所在地:千葉県銚子市犬吠埼
神奈川県の江ノ島は、海と観光、そして写真撮影が一度に楽しめるおすすめのフォトスポットです。7月は海が開放され多くの海水浴客で賑わいますが、島内の上部から見ると海の混雑と青空がドラマチックなコントラストを生み出します。さらに、江ノ島シーキャンドル(展望灯台)からの景色も圧巻で、特に夕景はインスタ映え間違いなしです。
美術と自然が融合した直島は、瀬戸内海の小さな島で、多様なアートと美しい海景を一度に楽しむことができます。7月には爽やかな夏らしい雰囲気に包まれ、屋外アートと青空が見事に調和します。特に草間彌生さんによる「赤かぼちゃ」のエリアでは、カラフルな作品が背景の海と一体化して写真映え抜群です。夏旅行の思い出を写真に収めたい人にぴったりのスポットです。
山口県に位置する角島大橋は、エメラルドグリーンの海とその上を走る橋が織りなす絶景が人気です。日本屈指のドライブスポットとしても知られ、「7月の海」と言えばここを思い浮かべる方も多いでしょう。橋全体をフレームに収められる撮影スポットがいくつか点在し ており、夏の青い空と海を鮮やかに写し出すことができます。中古カメラを使用してもその美しい景観は十分に写るので、旅行中の初心者にもおすすめです。
所在地: 〒759-5331 山口県下関市豊北町大字神田
8月月開催にはなりますが、山梨県河口湖で開催される花火大会は、美しい富士山と花火が織りなす絶景が魅力です。夜空に舞い上がる色鮮やかな花火と、それを湖面が鏡のように反射する情景はまさにインスタ映え間違いなしです。特に湖畔から望む風景は、広角レンズを用いた撮影がおすすめです。富士山を一緒に収めることで、迫力ある構図を作ることができます。この時期は観光客も多く訪れるため、早めに撮影ポイントに到着することが成功の秘訣です。
【河口湖湖上祭】
開催日:2025年8月5日(火)
開催時間:19:45~20:40
全国的にも高い人気を誇る新潟県の長岡花火大会は、7月から8月にかけて開催される夏の風物詩です。特に「正三尺玉」や「フェニックス」といった大規模な花火は風景写真愛好家にとって必見です。このイベントでは三脚とリモートシャッターを使い、スローシャッターで撮影すると花火の美しい軌跡をしっかり捉えることができます。また、地元の伝統や歴史を感じながら撮影できる点も大きな魅力です。
開催日:8月 2日 、3日
熊本の豊かな自然の中には、7月にも蛍が鑑賞できるスポットがたくさんあります。特に球磨川周辺や菊池渓谷は、静けさの中に舞う蛍の光が幻想的な写真を撮るには最適です。蛍の撮影は暗い環境での手持ち撮影が難しいため、三脚が必須です。また、周囲の自然を守るため、ライトを使わない暗所対策も心がけましょう。蛍の短い命を丁寧に切り取る1枚は、夏の記憶として鮮明に残るものとなるでしょう。
茨城県の水戸偕楽園では、7月になると蓮の花が咲き誇り、美しい水辺の風景が広がります。特に早朝の柔らかな光の中で咲く蓮は、睡蓮のような優雅な姿をカメラに収めることができます。望遠レンズを使って花の細部に迫る撮影や、水面の反射を活かした構図がおすすめです。撮影時には蚊や暑さ対策を忘れずに、お気に入りの1枚を狙いましょう。
東京郊外にあるあじさい山は、7月にも見頃を迎える紫陽花が広がるスポットです。特に雨上がりの日には、紫陽花の葉についた水滴がキラキラと輝き、一層フォトジェニックな光景が広がります。マクロレンズで水滴の中に映る景色を捉えたり、広角レンズで一面に咲く紫陽花をパノラマ的に撮る手法も魅力的です。紫陽花フェスティバルではライトアップされた夜景も楽しめ、昼夜問わず撮影意欲を刺激してくれるおすすめスポットです。
所在地: 〒190-0172 東京都あきる野市深沢368−362
全国の絶景を美しく撮影するには、軽量で高画質なミラーレスカメラが最適です。中でも、防塵防滴仕様の ソニー α7 IV や キヤノン EOS R6 Mark II は、突然の雨でも安心して使える信頼のモデルです。
あわせて使用したい望遠レンズには、下記のような機種があります。
▶ソニー FE 70-200mm F4 G OSS II:軽量で取り回しやすく、ラベンダー畑やひまわり畑の圧巻の風景を切り取るのに最適。
▶キヤノン RF 70-200mm F4L IS USM:RFマウント対応の高性能ズームで、蛍のような暗所撮影でもクリアな描写を実現。
これらのカメラ・レンズは中古でも流通があり、比較的手頃に手に入れられる点も魅力です。
旅行や散策など、持ち運びを重視するなら コンパクトデジカメがおすすめです。特に、防水機能がある機種なら水辺の撮影にも安心して使用できます。
▶リコー GR IIIx:街歩きや自然スナップに最適な高性能モデル。軽量かつ画質も高く、紫陽花や蓮などの花撮影に強い。
▶オリンパス Tough TG-6:防水・防塵・耐衝撃仕様で、滝や海辺の撮影も安心。マクロ撮影も得意な万能モデル。
コンパクトで扱いやすく、初心者にも人気のモデルです。
海やアウトドアでのアクティブな撮影にはアクションカメラがおすすめです。耐久性があり、持ち運びも簡単。防水仕様なので、水中撮影も可能です。
GoPro HERO12 Black:最新の手振れ補正「HyperSmooth」が搭載されており、泳ぎながらの撮影や走りながらの記録にもぴったり。
DJI Osmo Action 4:暗所にも強く、コンパクトながら映像は高精細。沖縄の青の洞窟などの水中撮影にも適しています。
各種アクセサリーと組み合わせることで、ウェアラブルな使い方も広がります。
7月は日本全国で絶景や魅力的なフォトスポットが多く見られる季節です。梅雨の雨が残る地域もありますが、その特有の風景や雰囲気が写真に味わいを与えてくれます。特に、紫陽花やラベンダー、向日葵など夏の花々や、蛍や星空といった季節ならではの被写体はインスタ映えする写真を生み出してくれます。また、海や湖、夏の田園風景など多岐にわたるシーンが撮影の幅を広げてくれるでしょう。
撮影する際は、天候や混雑状況をチェックし、熱中症や虫刺されなどの対策をしっかりとることが大切です。カメラ屋で防塵防滴対応のカメラやレンズを購入したり、中古カメラを見直しておくのもおすすめです。また、三脚やレンズフィルターといったアクセサリーを活用することで、より美しい写真を撮影できます。
7月の旅行には、事前に撮影スポットを計画しつつも、自然ならではの偶然の絶景にも期待して、素晴らしい瞬間を記録してみましょう。これらの情報を活かして、今年の7月も思い出に残る素敵な写真を撮影してください。
アールイーカメラは、2007年に「株式会社アキバ流通」として神田佐久間町で 創業し、家電卸売業と並行してカメラの買取販売を開始しました。 その後、2009年に外神田へ移転し、事業規模を拡大。2015年には現在の店舗がある御徒町へ移転しました。2018年からはカメラ事業に本格的に注力し、 「アールイーカメラ」としての活動をスタート。 現在に至るまで、カメラ愛好者の皆様をサポートし続けています。
アールイーカメラの使用カメラ
アールイーカメラの使用レンズ