写真は光で決まる──これはプロカメラマンが必ず口にする言葉です。
カメラの操作方法を覚える前に、「光とは何か?」を理解することで、写真の質が一気にレベルアップします。
この記事では、写真撮影の本質である「光」について基礎から丁寧に解説します。
光は直進するため、影や反射が生まれます。
また、波長によって色が異なり、赤は長く、青は短い波長を持ちます。
そして、光は粒子として振る舞うため、シャッタースピードや絞り設定で光の量を精密にコントロールすることができます。
・自然光:太陽光。変化が多く、表情豊か。
・白熱灯:暖かい色調で、ポートレートに最適。
・蛍光灯:色味が青白く、フラットな印象。
・LED:色温度調整可能でエネルギー効率が良い。
カメラレンズは屈折の仕組みを利用しています。光がレンズを通ることで進行方向が変わり、像を結びます。
また、反射はレフ板や水面、ガラスなどに活かすことができ、撮影に表現力を加えます。
Q. 晴れた日と曇りの日、どちらが撮影に向いていますか?
A. 晴れの日は光が強く、コントラストがはっきりします。曇りの日は影が柔らかく、ポートレート向きです。
Q. 光の反射ってどうやってコントロールするの?
A. レフ板や白い紙を使って、光を反射させたい方向に当てるのが基本です。自作も可能です。
光のことを少し深く知るだけで、写真の見え方や撮り方がグンと変わることに気づいていただけたのではないでしょうか。太陽の光、部屋の照明、レンズを通る光、それぞれに特徴があって、うまく向き合えば写真の表情が豊かになります。
次回は、そんな光をどう構図に取り込んでいくか、自然光を活かした撮影方法を一緒に見ていきましょう。いつもの風景がちょっと特別に見えるかもしれません。
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アールイーカメラは、2007年に「株式会社アキバ流通」として神田佐久間町で 創業し、家電卸売業と並行してカメラの買取販売を開始しました。 その後、2009年に外神田へ移転し、事業規模を拡大。2015年には現在の店舗がある御徒町へ移転しました。2018年からはカメラ事業に本格的に注力し、 「アールイーカメラ」としての活動をスタート。 現在に至るまで、カメラ愛好者の皆様をサポートし続けています。
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