慶應義塾大学商学部1年、慶應義塾大学カメラクラブ99期。 飽き性ですがなぜか高校時代から写真にハマってしまっているのでなんだかんだ5年くらい続けて います。旅行に行って写真を撮ったりするのが好きです。前は都会ばっかり撮っていましたが今 は全く都会行かなくなりました。飽きたからです。
鈴木 優吾の使用カメラ
このたびはアールイーカメラさんに機材をお貸しいただき、自身の旅のお供とさせていただきました。資金がなかなかない身分としてはまたとない機会でしたので遠慮せずお借りしました。このような企画をして下さり本当に感謝しかないです。ありがとうございます。
サークル内でカメラ貸出のお知らせを見て、もしかするとLeicaも借りられるのではと思い、フォームを送信してみたら借りられるとのことで、すぐにLeicaQ2を借りることに決めました。店員さんとLeicaの写りとかの話をし、いろいろ付属品やストラップ、ケースまで貸して下さいました。破損とかが怖かったので安心して借りられました。
ここから、Leica Q2で撮った作例になります。基本的に全ての写真をLightroom Classic で現像しています。
北海道に向かう前に秋田と青森に寄り道し、秋田空港に出発する前の早朝の空港でも少し撮影しました。
光がよかったというのももちろんありますが、普段使っているSONYのカメラとは写りが違うと感じました。SONYだとシャープに写る感じの写真が多かったのですが、Q2で撮る写真は高精細さも残しながら、自然な空気感がより伝わりやすいと個人的に感じました。飛行機の窓の写真の窓枠のボケ感も美しく、立体感がよく表現できました。
友人の運転で秋田の男鹿半島へ。今年は西日本ばかり行っていたので、東北に来るのは久しぶりでした。木々の雰囲気が非常によく、清々しい風景でした。
翌日青森まで移動して夕方フェリーに乗り函館へ。夜になると客室から外が見えなくなるので夜行にしなくてよかったなと。完全に太陽が出ていたわけではないですが柔らかい光の感じがまた良く、極端に白飛びしたりなどなく、Q2の表現力の高さを感じました。まずα7IIIはモニター、ファインダーともに画質が正直悪く、撮っていてもどんな写りなのかがわかりづらいので、Q2を使ってみて撮影時の感動も増えたように思います。特に3枚目の窓の写真は光がさらに柔らかくなり、色も気に入っています。
函館にも行きましたが正直何回も行っているのであまりメジャーなところは撮りませんでした。帰省先も兼ねているので、近所を撮影したりくらいですが2枚ほど。公園の木々に夕方の光が差し込む、逆光の場面でしたが葉の色もしっかり出て写りの良さを感じました。あまり晴れなかったので港はゆるめに。
何日か日を挟んで室蘭へ。天候がずっと悪かったので心配でしたがこの日は晴れてくれました。またその後数日しばらく雨だったわけですが、、、
室蘭がこんなに美しいとは正直思っていませんでしたが、こんなに迫力ある景色に出会えてよかったです。今回は自然中心ですが、撮って出しの緑、青ともに美しく、正直明るさだけの調整でほぼ完結してしまうほどでした。
その後友人と再び札幌で合流して道東方面に車で向かいました。典型的な本州人の移動の仕方でした笑 案外終わってみると北海道そこまで大きくないかもと思ってしまったのですが、、
道東で晴れというイメージが全くなかったので、天気は期待していませんでしたが案の定天気は雨や曇で毎日のように濃霧でした。
光があっての写真みたいな思考をいつもしてしまっているので、気分が下がるのですが、然別湖は曇りが幻想的でむしろよかったと思っています。曇りだとどうしても写真が単調で平坦になりがちですが、曇りでも階調豊かで立体的に撮れたかなと思います。
2枚目の船の写真が個人的に気に入っていて、F5で絞りすぎず開放しすぎずという塩梅で適度にボケ感もある、この辺のF値が1番使っていて心地よかったです。絞ると正直スマホとかと変わらないのでもう少し立体感を出すためにあまり普段から絞ってない場面多いです、詳しいことはわかってないですが、、
そこから数日経って道北に移動し、山間部のゲストハウスに泊まるなどいろいろして稚内まで向かいました。2枚目見ると思います暗部もしっかり色残っていてさすがフルサイズという感じです。
稚内で車中泊したりなど若干苦痛もありましたが、礼文島、利尻島に行くために今回は北海道に来たようなものなので楽しみが止まりませんでした。幸い天気も良く早朝の最高の船旅になりました。今年の運気はここでもう使い果たしました。
Q2ももちろんいいのですが、やはり朝の光は至高です。昼間だと光が白飛びしたり、シャドウ部も持ち上がりすぎるので、朝や夕方がいいです。
高画素だからいいとか単純な話ではないとは思うのですが、画質が良いと一瞬を撮った感じの空気感が伝わりやすいと個人的に思っているので、Q2が高画素であることの良さをこのとき感じました。夜だとノイズとかが若干厳しいとも感じはしましたけど一長一短なのでしょうがないかなと。自分は夜あまり撮らないので、そこら辺は気になりませんでした。
まずは礼文島から。高山植物が標高の低いところにも生えている珍しい島のようなので、見る景色が日本離れしていて、まるで海外の景色を見ているようでした。バスが2階建だったので眺めが良く、自分が座った席が階段付近だったので窓が大きめで写真が撮りやすかったです。窓が暖色系だったので昼間でも雰囲気のある写真になりました。緑とオレンジ、黄色系の色の組み合わせが個人的に好きです。2枚目もなかなか普段見れないような景色だったのですすきをぼかしつつ撮影しました。
次は利尻島へ向かいました。礼文島とは見た目も全く違って利尻富士が中心にあってなかなか険しい島でした。湖とか海岸によりつつ島を一周してゲストハウスに荷物を置いて、夕方の港の景色を見に小高い丘に登りました。ここで見た景色が今年で1番感動しました。それをまたQ2で撮ることができたことが嬉しかったです。高画素機なので海の表面が細かくていい感じです。何より良かったのは何回も言いますが逆光時の写りでした。α7IIIだとどうしてもコントラスト強く写る感じありますがQ2だとしっかり色が出るので安心できます。光の感じもα7IIIだと極端に白飛びするときもあるのでそこら辺が大きく違うと感じました。自分の設定が下手なのかもしれませんが、、
また本土に戻り、南下して旭川、富良野、美瑛とかいろいろ見ましたけどよくある観光写真みたいな場所が多かったので作例では載せないことにしました笑
いろいろ巡りついに最終日になりまして、三笠から支笏湖、洞爺湖に向かいました。洞爺湖は行ったことありましたが支笏湖は初めてでした。湖畔の道が美しすぎて車を止めて、撮影しました。カヌーが偶然きたのも運が味方してくれてるみたいです。支笏湖と洞爺湖の間にあった滝でも撮影しましたが、晴れの滝ってなかなか見たことなかったかもしれないです。岩に光があたって、木の影とかも合わさって美しく、期待以上でした。
最後は積丹へ。思ったより洞爺湖から遠かったのと、景色が礼文島と似ているので積丹ブルーに大感動みたいなそういうのはなかったです。でも北海道の雄大な自然は何回見ても美しいので飽きるとかはないです笑
緑と青の多い写真に柵のオレンジがあると差し色みたいになっていいです。2枚目はいわゆる積丹ブルーです。たしかに他とは色違うかもしれないです。室蘭でも十分綺麗でしたが笑
こんな感じで2週間以上の長い旅も札幌に帰り終わりまして、疲れもありましたが正直寝たら治ったのでもう一周いけるかもと思ってしまいました笑 次は行けなかったオンネトーとか冬のオホーツクとか行きたいです。道東は完全に気に入ってしまったので免許持ったら通うと思います笑
作例紹介もどちらかというと旅行記みたいになってしまいましたが、Leica Q2を借りられて良かったと思います。クロップ機能が若干わかりづらいというか、あくまでデータ上でのことになるので実際その焦点距離で撮っている感覚はあまり味わえないかなとは思いました。28mmはGR IIIを使っている身からすると慣れていますが、難しい画角ではあるので35mmくらいの方がほんとはいいのかなとかも思いました。それでも今回の作例は自分でもよく撮れた方かなとは思います笑
こんな高級機材をレンタルできるとは入学当初全く考えていなかったので、非常にいい経験ができました。在学中にLeica手に入れたいとますます思ってしまいました笑
また機会がありましたら使ってみたい機材レンタルしたいと思いました。アールイーカメラさん本当にありがとうございました。
慶應義塾大学商学部1年、慶應義塾大学カメラクラブ99期。 飽き性ですがなぜか高校時代から写真にハマってしまっているのでなんだかんだ5年くらい続けて います。旅行に行って写真を撮ったりするのが好きです。前は都会ばっかり撮っていましたが今 は全く都会行かなくなりました。飽きたからです。
鈴木 優吾の使用カメラ
鈴木 優吾の使用レンズ