
今回は、ついに RF70-200mm F2.8 をお借りしました。
借りようと思ったきっかけは、正直に言うと「見た目」です。
ぱっと見は、まるでキットレンズのようにコンパクトでかわいらしい。それでいてLレンズというギャップに惹かれ、「本当にこのサイズで写りはどうなんだろう?」と純粋に気になったのが始まりでした。
実際に手にしてみて、まず驚いたのはその軽さ。
ズームレンズというと、どうしても重くて取り回しに気を使うイメージがありましたが、RF70-200mmはまるで標準ズームを持っているような感覚です。
手にした瞬間、「え、これで本当に70-200なの?」と思わず声が出てしまいました。
撮影してさらに衝撃を受けたのが、AF(オートフォーカス)の速さと静かさです。
被写体を追う際の迷いがほとんどなく、シャッターを切るたびに「スッ」と吸い付くようにピントが合う感覚。
特に、動きのある猫を撮るときにはこれほど頼もしいレンズはありません。
しかもフォーカス音がほとんど聞こえないため、静かな場所でも気を使わずに撮影できるのが印象的でした。
望遠撮影で一番の敵は手ブレですが、このレンズはその不安をきれいに消してくれます。
軽量でありながら手ぶれ補正がしっかり効いており、まるで自分の腕が急に安定したかのような錯覚に陥ります。
撮っていて純粋に楽しい。そんな感覚を久しぶりに味わいました。

今回の撮影テーマは、前回に続いて「猫」。
気まぐれで動きが読めない被写体だからこそ、このレンズの実力を試すにはぴったりです。
今回はあえて、ISO感度が高い順に写真を紹介していきます。

人生で初めて使用したISO40000。
さすがにノイズは目立ちますが、それでも毛並みや瞳の立体感はしっかりと残っており、レンズの解像力の高さを感じました。

暗い室内でもAFは迷わず被写体を捉え、猫の動きに遅れることなくピントを合わせてくれます。
首をかしげた一瞬を逃さず、「待ってました」と言わんばかりのシャープな写りに感動しました。

余計な要素がなく、目にしっかりとピントが合った一枚。
毛一本一本まで描写され、被写体の存在感が際立つ、まさに「猫の証明写真」と呼びたくなるカットです。

紐にかみついて遊ぶ瞬間を撮影。
多少のブレはありますが、それがかえって動きの迫力として写り込み、「生きている瞬間」を感じさせてくれました。

最後は、上から猫を見下ろすアングル。
耳の形、毛の流れ、光の反射が柔らかく描かれ、RF70-200mmのトーンの滑らかさを改めて実感しました。
撮影を終えて強く思ったのは、
「これは社会人になったら絶対に買う」 という決意です。
RF70-200mm F2.8は、単なるカメラ機材を超えて、「撮ることの楽しさ」を再確認させてくれる存在でした。
このレンズを手にすることを一つのモチベーションに、就職活動もがんばろうと思います。
写真を撮ることが、ただの趣味ではなく、自分を前に進める原動力になっている。
そんなことを感じさせてくれた一本でした。
C.M
立教大学写真部に在籍。 カメラ歴:5年 ポートレート撮影・風景写真を中心に撮影