カメラ歴:4年 活動内容:たまに展示。 撮影スタイル:スナップ。フィルムカメラもデジタルも大好き。 好きな被写体:動物。日常的なもの。植物。 普段のメイン機:FUJIFILM X-T4.CANON EOS KISS 3 好きな写真家:川内倫子
遼遼の使用カメラ
遼遼の使用レンズ
この度、アールイーカメラ様より機材をお借りできたこと、大変喜ばしく思っています。
というのも、ここ数年メイン機で使っていたFUJI FILMのX-T4の表面の皮が剥がれるという事態が発生し、しばらく使用を控えているところでした。
今回、新潟への帰省に合わせてフィルムカメラ一台で撮ってこようというときに、頼もしい相棒を貸していただきました。また、この記事をご覧になった方が、学生写真やフィルムカメラ、中古カメラのロマンに少しでも興味を持っていただければ幸いです。
実は、最初は別のカメラを借りることを考えておりました。Carl Zeiss Ikon ZMです。2005年という私と同い年で登場したカメラで、絞り優先を搭載したレンジファインダー式フィルムカメラです。使い安さと見た目のかっこよさ(ここ重要!)に惹かれていました。
しかし、まさかのカメラのコンディション不良…これは全てのカメラの、いやメカの宿命と言えるところです。
ということで、Bessa r2cといった他のレンジファインダーも検討しつつ、ライカMマウントのレンズがつき、軽くてコンパクトなMinolta clをお借りしました!
カメラがミノルタになったのには、実はもう一つ理由があります。それは、先に借りたいと思っていたライカのレンズがカナダ製だったためです。これだけ聞いても?という感じなのですが…。ライカはドイツの名門メーカーです。
それが、会社の事情でカナダでレンズ生産を行なっていた時期があるのです。ライカといえばドイツ、ドイツといえばライカ(他にもメーカーはあるけど代表は)だった私にとっては、あえてドイツじゃないライカにはただならぬロマンを感じてしまい、日本のミノルタと共同で作り、MADE IN JAPANとなったMINOLTA CL(CLはコンパクト ライカの略です)に合わせて、ドイツと飛び出たライカのロマンを追ってみることにしたのです。
ちょうど新潟への帰省だったので、それを中心に夏の風景をお届けしようと思います。
旅の始まりは大宮。最初に入れたフィルムはFoma200。チェコのメーカーのフィルムです。
せっかく多国籍に機材を選んだので、フィルムも色々な国のものを。現像はミクロファインです。
駅まで祖父が迎えにきてくれました。手やハンドルの質感。さすがライカの写りです。
モノクロのいいところは白が繊細に出るところだと思っています。
これはlomograhy ladygray400をスーパープロドールで現像したものです。ライカの立体感と、フィルムのラティチュードにより静謐な空間を捉えられました。
FUJIFILMのSUPERIA PREMIUM400にフィルムを変えました。お寿司が威厳すら放つような質感、発色です。
夏にしかない静けさがあると思います。
庭の畑です。日差しの煌めきを捉えてくれました。
夏の鮮やかな景色です。結構こってりした色になりました。
特急で上越まで足を伸ばしました。鉄道は普段撮らないので、画角はお許しください。ここからフジカラー100で撮っています。
実はこの間に上越市立水族博物館うみがたりという水族館に行っていたのですが、写真を載せていいのかわからないので割愛。いい水族館ですよ〜。
日本海が好きです。
砂の質感、木の渇き、迫り来る波。いいレンズを持ってきてよかったです。
MINOLTA CLの軽さ、小ささ、静かで心地よいシャッターは本当にいい撮影体験をもたらしてくれました。SUMMICRONはさすがライカの写りです。
露出計の電池が水銀電池ですが、アダプターを買うか、単体露出計をつければ解決できます。
旅の相棒としても、普段使いにもお勧めできるフィルムカメラです!
アールイーカメラのスタッフさんも機材選びに丁寧に対応いただけて助かりました。
アールイーカメラ様、並びにここまで読んでくださった皆様に厚くお礼申し上げます。
カメラ歴:4年 活動内容:たまに展示。 撮影スタイル:スナップ。フィルムカメラもデジタルも大好き。 好きな被写体:動物。日常的なもの。植物。 普段のメイン機:FUJIFILM X-T4.CANON EOS KISS 3 好きな写真家:川内倫子
遼遼の使用カメラ
遼遼の使用レンズ