
今回ご紹介するのは、福島県出身のフォトグラファー・kiyoshiroimageさん。
カメラ歴は12年。映像制作の傍ら、星景や動物の撮影をライフワークとしています。










「最初にカメラを買ったのは、動画制作が目的でした。撮影用に望遠レンズを購入したものの、あまり出番がなかったんです。そんなとき、近所に野鳥を観察できる施設があるのを知って行ってみたんです」
そこで望遠レンズを構えて撮影した野鳥たちの姿に魅了され、一気に写真の世界へとのめり込んでいったといいます。
kiyoshiroimageさんが被写体として魅力を感じるのは、動物や自然、星空など。
「動画では自分でシナリオを作って、演者に動きを指示するスタイルなんですが、動物の撮影はまったく違っていて。彼らは予想外の動きをします。
その中で、自分が“こう撮りたい”と思っていたものに近づけたとき、あるいはそれを超える瞬間を撮れたときは、本当に嬉しいです」
思い通りにならないからこそ面白い。まさに“自然がつくる演出”を楽しんでいるようです。

現在使用しているカメラはSONY α7S III。映像制作用、そして星空撮影用に選んだモデルだそうです。
「星の撮影が目的で購入しましたが、動画にも強く、動物の撮影にも対応できる万能機です。これ一台でいろんな撮影に使えるので、かなり重宝しています」
写真も映像も追求するkiyoshiroimageさんにとって、理想的な相棒のような存在です。
忘れられない撮影エピソードを尋ねると、やはり“予想外の瞬間”にまつわるものが返ってきました。
「近所の公園でカワセミを撮影していたときのことです。まさかの至近距離まで来たんです。これまでなかなか鮮明な写真が撮れなかったので、咄嗟にカメラを構えて撮ったのを覚えています」予想もしていなかった出来事に、瞬間的に反応し、シャッターを切る。
その一瞬の判断力と準備が、印象的な写真を生む原動力なのかもしれません。
最後に、おすすめの撮影スポットについても伺いました。
「光が丘公園のバードサンクチュアリがおすすめです。野鳥観察のために整備された施設で、いろんな種類の鳥を見ることができます。
さらに、施設の外にも多くの野鳥がいるので、運が良ければ目の前に現れることもあります」
アクセスしやすい場所ながら、豊かな自然と多様な野鳥が魅力の光が丘公園。特に野鳥撮影を楽しむ方にとっては、一度は訪れたいスポットです。










動画制作から始まったカメラとの付き合いが、今では“自然がくれる予想外の出会い”を楽しむ時間に変わったkiyoshiroimageさん。
自分でコントロールできないからこそ面白い。そんな被写体との“駆け引き”が、写真の世界に深くのめり込ませてくれた理由なのかもしれません。
これからも、星空の下、動物たちの息づかいの中、シャッターを切り続けるkiyoshiroimageさんの活動に注目です。
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カメラ歴 12年 活動内容 福島県出身で東日本大震災を経験。福島県に関わる写真展や映像作品に関する活動をしながら、趣味で星や景観、動物の撮影を行っている。
kiyoshiroimageの使用カメラ
kiyoshiroimageの使用レンズ
カメラ歴 12年 活動内容 福島県出身で東日本大震災を経験。福島県に関わる写真展や映像作品に関する活動をしながら、趣味で星や景観、動物の撮影を行っている。
kiyoshiroimageの使用カメラ
kiyoshiroimageの使用レンズ