
DIYや木工、歴史探求、バイク、バレーボール ── 多彩な趣味を持ちながら、ふとしたきっかけでカメラの世界に魅せられたMIYAさん。
花を撮るところから始まり、今では着物を纏ったセルフポートレートや書道を重ねた和の世界観を独学で表現しています。
自らの姿を画角に入れ、構図からストーリーまで“すべてを自分で創り上げる”作品には、唯一無二の個性が宿っています。
今回は、そんなMIYAさん @miya_photo_album に
カメラを始めた理由・セルフポートレートの魅力・お気に入りの作品やエピソードについてたっぷりお話を伺いました。










息子の出産時に購入したミラーレスカメラを「ほぼ使わず」のまま10年以上も放置していたというMIYAさん。
「ふとカメラの存在を思い出して花撮りを始めたんです。でも一年経つと季節が一巡してしまい、目新しさがなくなってモチベーションが落ちてしまって…」
そんなタイミングで、試しに“自分自身を画角に入れて”セルフ撮影をしてみたところ、これが大きな転機に。
「とても楽しくて、新鮮さを取り戻しました。そこから一気にのめりこみました。」
さらに着物を着るようになったことで、和装ポートレートの特別感が加わり、表現の幅が一気に広がっていったといいます。
MIYAさん @miya_photo_album が強く惹かれているのは、自分自身を画角に入れて構図を“創造”できる点。
「世界観やストーリー性を、自分の手で演出できるところが最高の魅力です。」
さらに、着物という非日常的な装いと、自らの書道を重ねることで、和のアートとしての世界観が完成していくそう。
「着物の作品性、自分の書道──組み合わせることで和の芸術性を高められるのがとても楽しいです。」
今回選んでいただいた写真の中で、最も印象深いのが“桜吹雪”と共に撮影した作品。
「ただでさえ難しい桜吹雪を、遠隔シャッターでタイミングを合わせ、リモコンを袂に隠し、強風のなか和傘を持ってポージング…
とにかく至難の業でした。」
さらに、場所を占有しないよう、極力短時間で撮影したというストイックさ。
この一枚には、技術だけでなく“表現への情熱”が詰まっています。
MIYAさん @miya_photo_album が使用するカメラは以下の3台
「最初は手元の古いミラーレスから始めたんですが、3ヶ月でフルサイズが欲しくなってEOS Rを購入しました。そこからはずっと愛用しています。」
表現の幅を広げるための機材選びからは、MIYAさんの“伸びしろへの素直な欲求”が感じられます。
最も記憶に残るのは、打ち上げ花火とセルフで撮った作品。
「花火自体の撮影も難しいのに、そこに人物を入れて、さらにセルフ撮影…。本当に難しくて。」
すべての要素をひとりでクリアして完成させた作品は、まさに唯一無二。
「達成感でいっぱいでした。」
MIYAさんは有名撮影地にはほとんど行かないと言います。その理由は3つ。
「名所でなくても、構図の工夫次第でインパクトは生まれます。花が豊かに見える構図を見つけたときこそ“自分だけの作品”なんです。」
また自身を画角に入れることで、スケール感やストーリー性が生まれ、“セルフ撮影ならではの芸術性”が完成すると語ります。










着物と書道、そしてセルフポートレート。
誰にも似ていない唯一無二の世界観は、MIYAさん自身が“一人で創り上げてきた芸術”そのもの。
「自分で創造する」ことを楽しみ続けるMIYAさんの作品は、これからも多くの人を魅了していきそうです。
・MIYAさんのInstagramはこちらよりご確認いただけます →@miya_photo_album
DIY、ペイント製作、木工、歴史(日本史)探求、バイク、バレーボール、神社仏閣巡りなど、趣味が多岐に渡る中、ふとカメラの魅力に惹かれ、その一年後からセルフポートレート撮影も。 そこから派生して、着物を着たり、自筆の書道にて世界観を表現するようになり、二年。すべて独学の我流で楽しんでいます。
MIYA さんの使用カメラ
MIYA さんの使用レンズ
DIY、ペイント製作、木工、歴史(日本史)探求、バイク、バレーボール、神社仏閣巡りなど、趣味が多岐に渡る中、ふとカメラの魅力に惹かれ、その一年後からセルフポートレート撮影も。 そこから派生して、着物を着たり、自筆の書道にて世界観を表現するようになり、二年。すべて独学の我流で楽しんでいます。
MIYA さんの使用カメラ
MIYA さんの使用レンズ
