デジタル一眼レフカメラの構造 
デジタル一眼レフカメラの構造 
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デジタル一眼レフカメラは、レンズ、ミラー、ペンタプリズム / ペンタミラー、光学ファインダー、イ
メージセンサー、シャッターなどの部品で構成されています。

出典元:Enjoyニコン
https://www.nikon-image.com/enjoy/phototech/manual/01/01.html

デジタル一眼レフカメラの構造とそれぞれの役割

ふだん何気なく使っているデジタル一眼レフカメラ。ファインダーをのぞいてシャッターを押すと写 真が撮れますが、内部は複雑な構造で成り立っています。

撮影をするときは光学ファインダーを通して被写体を確認し、シャッターボタンを押すことでイメー ジセンサーに光を取り込んで画像を生成する仕組みです。ミラーレス一眼レフカメラの場合は「ミ ラー」がなく、レンズから入った光が直接イメージセンサーに届きます。

● ボディ:カメラの本体部分。内部に主要な電子部品や機械部品が収納されています。
● レンズ:撮影する光をカメラ内部のイメージセンサーに導くための光学部品。
レンズは交 換可能で、撮影シーンに応じて異なるレンズを使用できます。 
● ミラー:レンズから入った光を光学ファインダーに反射するためのもの。
シャッターボタンを 押すとミラーが上がり、光がイメージセンサーに到達します。 
● ペンタプリズム / ペンタミラー:ミラーで反射された光を光学ファインダーに導くための光 学部品。 ペンタプリズムはガラス製で高品質ですが、ペンタミラーはプラスチック製で軽量 化を図ったものです。 
● 光学ファインダー:レンズを通して見た被写体をミラーとペンタプリズム / ペンタミラーを通 して見るための装置。これにより、シャッターボタンを押す前に構図を確認できます。
● イメージセンサー:撮影する光を電気信号に変換するデバイス。フィルムカメラのフィルム に相当する部分で、CMOSやCCDセンサーが一般的です。 
● シャッター:光をイメージセンサーに到達させる時間を制御するための装置。シャッターボ タンを押すと、シャッターが開き一定時間後に閉じます。 
● 液晶モニター:撮影した写真やカメラの設定情報を表示するためのディスプレイ。ライブビュー撮影やメニュー操作もこのモニターを通じて行います。

デジタル一眼レフカメラの動作 

デジタル一眼レフカメラの動作は「構図確認」「撮影」「画像処理」の順番で行われます。 

1. 構図確認:レンズを通して入った光がミラーで反射され、ペンタプリズム / ペンタミラーを 通じて光学ファインダーに届き、被写体の構図を確認します。 
2. 撮影:シャッターボタンを押すとミラーが上がり、シャッターが開きます。光がイメージセン サーに到達し、センサーが光を電気信号に変換して画像を生成します。 
3. 画像処理:生成された画像データはカメラ内部のプロセッサによって処理され、メモリー カードに保存されます。 
※ミラーレスカメラにはミラーとペンタプリズムがありません。ミラーがないので常にイメージセン サーに光を通して画像を生成する仕組みです。

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