「構図を考えるだけで写真は変わる」とよく言われますが、実は“光の入り方”と組み合わせることで、さらにドラマチックな写真に仕上がります。このパートでは、自然光を使って被写体を印象的に撮るテクニックを紹介します。
日の出直後や夕方の「黄金の時間帯」は、光が斜めから当たり、長い影と温かい色味が生まれます。
窓から差し込む光は、被写体に均一で柔らかな光を与えてくれます。反対側にはレフ板を置くと影が和らぎ、立体感が増します。
逆光は難易度が高いですが、シルエットやリムライト効果で印象的な写真になります。露出補正で顔が暗くならないよう調整が必要です。
日差しの強い時間帯は、影を意図的に構図に取り入れて奥行きを出すチャンスです。
Q. 逆光だと顔が暗くなってしまいます。どうすれば?
A. スポット測光や露出補正(+1.0前後)を使って、顔に適正な明るさを与えましょう。
Q. 窓からの光でうまく撮れないのですが?
A. カーテンを薄くする/レフ板を置く/ホワイトバランスを「日陰」にするなどの工夫が効果的です。
自然光って、時間や場所によっていろんな表情を見せてくれますよね。構図と光のバランスを少し意識するだけで、写真の雰囲気や伝わり方が変わってくるのが面白いところです。
「光を探す目」で日常を見つめてみると、きっとシャッターを切りたくなる場面が増えるはずです。
次回は、その光をもっと自分らしくコントロールするためのカメラ設定についてお話ししていきます。撮りたいイメージに近づけるための、大切なステップです。
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アールイーカメラは、2007年に「株式会社アキバ流通」として神田佐久間町で 創業し、家電卸売業と並行してカメラの買取販売を開始しました。 その後、2009年に外神田へ移転し、事業規模を拡大。2015年には現在の店舗がある御徒町へ移転しました。2018年からはカメラ事業に本格的に注力し、 「アールイーカメラ」としての活動をスタート。 現在に至るまで、カメラ愛好者の皆様をサポートし続けています。
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