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一眼レフ初心者必見!光を活かした写真の撮り方【第3部】一眼レフの設定で光を操る!表現の幅を広げる撮影術

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一眼レフ初心者必見!光を活かした写真の撮り方【第3部】一眼レフの設定で光を操る!表現の幅を広げる撮影術

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アールイーカメラ

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アールイーカメラは、2007年に「株式会社アキバ流通」として神田佐久間町で 創業し、家電卸売業と並行してカメラの買取販売を開始しました。 その後、2009年に外神田へ移転し、事業規模を拡大。2015年には現在の店舗がある御徒町へ移転しました。2018年からはカメラ事業に本格的に注力し、 「アールイーカメラ」としての活動をスタート。 現在に至るまで、カメラ愛好者の皆様をサポートし続けています。

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一眼レフの設定で光を操る!表現の幅を広げる撮影術

光を理解して構図を整えたら、次のステップはカメラの設定で“意図通りに写す”ことです。
ここでは、シャッタースピード・絞り・ISO・ホワイトバランスの4大要素を駆使し、光を自在にコントロールする方法を紹介します。

■ シャッタースピードの活用術

シャッター1/2000秒でジャンプする子どもを瞬間的に捉えた写真と、1秒露光で噴水を滑らかに撮った風景写真の比較。

■ 絞り(F値)の選び方

絞りを開ける(F値を小さく)と背景がぼけ、閉じる(F値を大きく)と全体にピントが合います。

F1.8で撮った花のマクロ写真は背景が美しくボケ、F11で撮った風景写真は遠くの山までシャープに写っています。

■ ISO感度の使い分け

光が足りないときはISOを上げて補いますが、上げすぎはノイズの原因になるため要注意です。

ISO400で明るく自然な室内ポートレート。ISO3200ではややざらつきがあるが、暗所での手持ち撮影に成功。

■ ホワイトバランスで色温度を調整

太陽光・蛍光灯・白熱灯などに合わせてWBを調整することで、色の違和感をなくすことができます。

同じ被写体を「電球モード」と「昼光モード」で比較。前者は温かいトーンに、後者は冷たい印象に変化。

【実践例コーナー】

設定を変えて撮り比べてみよう

  1. シャッタースピードを変えて車の動きや水の流れを撮影。
  2. 同じ花をF1.8/F5.6/F11で撮影し、背景のボケを比較。
  3. ISO100/800/3200で同じ場所を撮影し、ノイズの変化を観察。
  4. WBを太陽光/曇り/蛍光灯に変えて、色味の違いを比較。

【Q&A】

Q. 夜景を撮るとブレます。どうしたらいいですか?
A. 三脚を使い、シャッター速度を1秒以上に設定するのが基本です。セルフタイマーも活用を。

Q. 背景をボカしたいけど、うまくいきません。
A. 絞りF2.8以下+被写体に近づく+望遠レンズを使うのがコツです。

まとめ

カメラの設定はちょっと難しそうに見えるかもしれませんが、「光をどう写したいか」を思い浮かべながら調整してみると、実はとてもクリエイティブで楽しい作業です。設定を少し変えるだけで、まったく違った表現ができるのも、写真の魅力のひとつですね。

終わりに

ここまで3回にわたって、「光のこと」「自然光の活かし方」「カメラでの光の調整」について見てきました。少しずつでも意識して撮ることで、写真の中にあなたらしさが表れてくるはずです。これからの撮影が、もっと楽しく、もっと自由になりますように。


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アールイーカメラは、2007年に「株式会社アキバ流通」として神田佐久間町で 創業し、家電卸売業と並行してカメラの買取販売を開始しました。 その後、2009年に外神田へ移転し、事業規模を拡大。2015年には現在の店舗がある御徒町へ移転しました。2018年からはカメラ事業に本格的に注力し、 「アールイーカメラ」としての活動をスタート。 現在に至るまで、カメラ愛好者の皆様をサポートし続けています。

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