20代のカメラ超初心者がニコン35Tiを使ってみた
20代のカメラ超初心者がニコン35Tiを使ってみた
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スマホやデジカメに馴染みのある僕の世代では、「フィルムカメラで撮る」ということ自体に新しい価値観を覚えます。
実際にそういった感覚を持つ方も多いのではないでしょうか。

と、同時にこんなことを考えませんか?

「フィルムカメラって難しそう」

デジタルのハードにどっぷり浸かっている以上、フィルムカメラに対する先入観は拭っても拭いきれません。
「けど雰囲気のある写真が撮りたいしなぁ」の行ったり来たり…

そんな時に出会ったカメラが「ニコン 35Ti」

今回はフィルムカメラ初挑戦の超初心者の僕が、実際に使ってみた感想を綴っていきたいと思います。

まず見た目、このコンパクトかつ上品にまとまった外観。たまらないですね。
所謂「高級コンパクトフィルムカメラ」という立ち位置のカメラと言われています。

似たところでいうと「CONTAX Tシリーズ」が挙げられます。どうやら1990年頃高級コンパクトフィルムカメラという括りで一時期流行があったらしく、その波を作り出したカメラが「CONTAX Tシリーズ」、その波に乗って出したニコン渾身の傑作が35Ti、だそうです。
昨今はこの一連のブームが若い世代を中心に復活しています。

一時代を築いたカメラ達が時代を超え、令和のこの時代に再燃している話ですから、相当凄い事なんじゃないかなって思います。


話は戻りましてこのカメラ、使い勝手がめちゃくちゃ良いです。

「半押しでAFが効く」この機能は超初心者の僕にとって心から助かる仕様です。
おかげさまで「フィルムカメラってなんとなく難しそう」という印象が一気に解消されました。

他のフィルムカメラを使ったことはありませんが、チューリップの色がとても鮮やかに見えます。
これはホワイトデーに買った妻へのプレゼントです。
被写体としてちょうど良かったです。

間違ってフラッシュを焚いてしまいましたが、これもまた味があります。
フィルムライクかつフラッシュを使った写真を撮りたい方、このカメラはお勧めです。

外に持ち出して撮影してみました。
この日は内見のため外出しました。近くの公園?のような所ですが雰囲気が良かったのでとりあえず一枚。
こうして見ると何気ない風景も、35Tiにかかれば特別感のある空気を纏っている気がします。

幸い天気が良かったのもありますが、とても良い感じに写ります。
手軽に撮れる事は正義だなと改めて実感しました。

他にもスペック面で素晴らしい機能が満載なのですが、超初心者の僕にとってはこれが精一杯のレビューです…笑

しかしながらフィルムカメラの良さに気づく、フィルムカメラって楽しいなと実感するにはとても良い機会でした。

今後も様々なフィルムカメラを使ってみて、その良さを存分に味わっていきたいと思います!

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