Leica Mマウント50mm「宮崎光学って」
Leica Mマウント50mm「宮崎光学って」
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宮崎光学の50mmレンズ「MS-Optics SONNETAR 50mm F1.3」ゾンネタール50mmを紹介します。

MS-Opticsというメーカーを聞くのは初めてって方も多いとおもいます。

以前は宮﨑光学と呼ばれていて宮崎貞安氏がライカレンズの改造を主としておこなっていたようです。
ゾナータイプを得意としていて、非常に味わい深いレンズを生産しています。

私が宮崎光学のレンズを購入した理由に「あの時、買っておけばよかった」と後悔することが多いからです。

数年前にも「MS-Optics ISM 50mm F1.0」というレンズを購入してみようかなって検討していた事もあったのですが、購入を考えているときには新品や中古の個体がそれなりに流通しており、そんなに珍しいレンズというわけではなかったと記憶しています。しかし最近はカメラ販売店等では全く見かけません。

「MS-Optics ISM 50mm F1.0」は今や中古品で見つかったとしても新品の価格をだいぶ上回っている状態で買っておけばよかったと後悔してしまいます。

さて本題の「MS-Optics SONNETAR 50mm F1.3」を普段使っているLeica M(Typ262)ボディに取り付けてみました。なかなかいい感じです。

「MS-Optics SONNETAR 50mm F1.3」の絞り羽、解放のF1.3からF16までほぼ円形をたもってくれます。

この50mmレンズを選んだもう一つの理由が本作も設計者である宮崎氏のこだわりである小型軽量であるから、重量はF1.3の明るさにもかかわらずなんと123gです。フードをつけても約140gしかありません。

私が「MS-Optics SONNETAR 50mm F1.3」を購入してから一年半ほどが経ちました。

このレンズで撮った作例を少し載せておきます。

最短撮影距離の80センチで紫陽花を撮るとこんな感じの画角です。

解放で撮った一枚です。大口径レンズはやはり開放側で使うのが醍醐味ですね。

最後の一枚は、トリミングしています。
レンジファインダー用のレンズは最短撮影距離が70センチから1メートルといったものが多く被写体を大きく映したいときはバンバントリミングしちゃいましょう。

カメラは全てLeica M(Typ262)のJPED撮ってだしです。

ピントが合った面は驚くほどシャープで解像感があるといったわけでもありませんが、決して悪いわけでもなく、むしろ心地よい解像感があります。

現代レンズであるのにクラシックな写りはまさに名前の由縁「SONNETAR」であるなと思いました。

個人的にボケが気持ちよく好みです。ポートレイトにも良さそうですね。

私が宮崎光学のレンズを購入するのは今回で2本目だったことと、今までにカメラ店で数本の「MS-Opticsレンズ」を試し撮りさせて頂いたことがあったので、現物を確認することなくネット注文で商品を購入しました。

宮崎光学のレンズって、商品によってはちょっと癖のある造りをしている物もありますから初めて購入される方は店頭などで現物を確認することをお勧めします。

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