Nikon NIKKOR Z 35mm f/1.8 Sで切り 取る日常
Nikon NIKKOR Z 35mm f/1.8 Sで切り 取る日常
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一般的に標準レンズと呼ばれるのは50mmレンズ。50mmは「見たままをそのまま切り取る」焦点 距離だと言われますが、私にとって感覚的に使いやすいのは35mm。50mmだと少し窮屈に感じ られ、28mmだと少し広すぎて余計なものが入ってしまうところ、35mmはピッタリハマる。Nikonの 
ミラーレス一眼カメラZシリーズが発売になった時、最初の1本に迷わず選んだのは 「NIKKOR Z 35mm f/1.8S」でした。 

「旅行へ行くのに1本しか選べないとしたらどのレンズを選ぶ?」という選択を迫られたら迷わず 選ぶ1本。このレンズを片手に切り取る日常をこの記事では紹介します。

NIKKOR Z 35mm f/1.8Sで撮影
NIKKOR Z 50mm f/1.8 Sで撮影 

見た目も大事、デザインが美しい 

Zマウントレンズの中には「S-Line」と呼ばれるNIKKOR Z レンズの中でもさらに高い基準を満た すレンズがあります。「NIKKOR Z 35mm f/1.8S」はその1本。
※「S-Line」のSは「優れた(Superior)」「特別な(Special)」そして「精緻な(Sophisticated)」の意 味が込められているもの。

Nikonの一眼レフカメラd810で愛用していた「AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G」と比べると見た目は 同じ大きさなので思ったよりも「大きい」と思ったのは手に取る前のこと。

大きさはパッと見ると同じに見えますが、「NIKKOR Z 35mm f/1.8 S」のほうがスッとスマート。実 際手にしてみたら、「AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G(約600g)」はずっしり重いのに比べて「 NIKKOR Z 35mm f/1.8 S(約370g)」は拍子抜けするほど軽い。

軽いから装着して持ち運ぶのにも苦にならず、日常的なスナップ撮影や旅行に最適。Nikonなら ではの堅牢なボディに装着して、出かけるのが楽しくなるのが「NIKKOR Z 35mm f/1.8 S」ではな いでしょうか。

「NIKKOR Z 35mm f/1.8S」で切り取る日常

「NIKKOR Z 35mm f/1.8 S」は軽くてコンパクトでありながら、Sラインなので表現力がより豊かな ところも魅力の1本。 
35mmという画角が好きな理由の一つは、例えばカフェで目の前にあるものをさりげなく、伝えた い描写で切り取れること。これが50mmだったらテーブルからやや離れて引かないと撮れないとこ ろを35mmならこなせてしまう。使い勝手の良さも35mmならでは。

さらに、開放F値1.8の明るいレンズなのでボケ感も美しい。背景をなめらかにぼかしながら被写 体を引き立たせることができるので、クローズアップ撮影にも最適です。

35mmという画角は風景写真でもその威力を発揮します。明るい部分と暗い部分がくっきりと描 写されるコントラストの高さや陰影の表現がとても豊かなのはNikonならでは。

35mm一本でお出かけしても事足りてしまう…そんなレンズが「NIKKOR Z 35mm f/1.8 S」ではな いでしょうか。

まとめ 

「Nikon NIKKOR Z 35mm f/1.8 S」は、一言で言えば「日常のあらゆるシーンでその場の雰囲気 を切り取る」ことができるレンズです。軽くてコンパクトなのでふだんからつけっぱなしにして、私に とっては気軽に持ち出せる相棒のようなレンズと言えるかもしれません。

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