カメラ歴は約40年。地元・旅先に一眼レフカメラを携えて活動をしています。一枚一枚、カメラのシャッターの感触を味わいながら撮影しています。
ymd2000gt さんの使用カメラ
ymd2000gt さんの使用レンズ
学生時代に暗室での現像作業に夢中になり、社会人になっても変わらぬ情熱でカメラを手にする。
ymd2000gtさんは、約40年にわたって写真と向き合い続けてきたベテランカメラ愛好家です。
今回はそんなymd2000gtさんに、写真との出会い、愛用カメラ、そして“もう一度写真をやろう”と思ったきっかけなどについてお話を伺いました。
ymd2000gtさんがカメラを始めたのは、学生時代の写真部がきっかけ。愛機は「Canon A-1」、モノクロフィルムでの撮影と現像に熱中していたそうです。
「当時はトライXやネオパンSSを使っていました。現像した後は暗室で引き伸ばし機を使って印画紙に焼き、パネルに仕上げて展示していました。緊張感もありましたが、作品を仕上げるのはとても楽しかったです」
そんな学生時代の記憶をふと思い出したことが、再びカメラを手にするきっかけに。
「もう一度写真をやってみようと思い立ち、デジタル一眼レフカメラを購入しました。最初は操作に戸惑いましたが、改めて“やっぱり写真って面白い”と実感しました」
現在は高機能なデジタル一眼レフを使いこなすべく、日々テクニックを磨き続けています。
撮影シーンの選び方について尋ねると、こんな答えが返ってきました。
「シンプルに、“綺麗な夜景”、“かわいい動物”、“美しい花”。そう感じたらシャッターを切ります」
魅力をどう引き出すか? ファインダーを覗きながら考えるその時間も、写真の醍醐味の一つ。
「みなさんもきっと同じですよね。構図や光、背景をどう活かすか、頭をフル回転させながら撮っています」
愛用カメラについては、こんな熱い想いを語ってくれました。
「フィルム時代からずっとCanonを使ってきました。今の愛機は『EOS-1D X Mark III』。
人生最後の一眼レフカメラにするつもりで購入しました」
特に気に入っているのは、ファインダーを覗いたときのリアルな視界と、シャッターを切るときの感触。
「重くて大きいカメラですが、剛性があって頼もしさを感じます。持つだけで“やる気”が出る、そんな存在です」
機能や画質に対する信頼も厚く、“撮る喜び”を支える相棒となっています。
これまでで印象に残っているエピソードを尋ねると、意外にも「失敗談」が一番とのこと。
「撮影地に到着して、さあ撮ろうと思ったら“バッテリーを忘れた”……なんてことが何度かありました(笑)」
長年の撮影経験があるからこそ語れる、ちょっとしたトラブルも“いい思い出”になっているようです。
お気に入りの撮影スポットについては、地元・横浜を挙げてくださいました。
「港の方面は特におすすめです。ランドマークタワーの夜景、大桟橋に停泊する大型客船、山下公園の季節の花々……昼も夜も被写体に事欠きません」
また、横浜三塔や山手の洋館など、歴史ある建物も魅力の一つ。
「同じ場所でも、時間や季節によってまったく違う表情を見せてくれる。それが横浜の撮影の楽しさです」
ymd2000gtさんのインタビューからは、写真との付き合い方に対する深い愛情と、カメラそのものへのリスペクトがにじみ出ていました。“写真は面白い”と、もう一度心から感じられたとき。そこからまた、新しい世界が広がる——
そんな原点回帰のストーリーは、多くのカメラユーザーの共感を呼ぶのではないでしょうか。
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カメラ歴は約40年。地元・旅先に一眼レフカメラを携えて活動をしています。一枚一枚、カメラのシャッターの感触を味わいながら撮影しています。
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