光を理解して構図を整えたら、次のステップはカメラの設定で“意図通りに写す”ことです。
ここでは、シャッタースピード・絞り・ISO・ホワイトバランスの4大要素を駆使し、光を自在にコントロールする方法を紹介します。
絞りを開ける(F値を小さく)と背景がぼけ、閉じる(F値を大きく)と全体にピントが合います。
光が足りないときはISOを上げて補いますが、上げすぎはノイズの原因になるため要注意です。
太陽光・蛍光灯・白熱灯などに合わせてWBを調整することで、色の違和感をなくすことができます。
Q. 夜景を撮るとブレます。どうしたらいいですか?
A. 三脚を使い、シャッター速度を1秒以上に設定するのが基本です。セルフタイマーも活用を。
Q. 背景をボカしたいけど、うまくいきません。
A. 絞りF2.8以下+被写体に近づく+望遠レンズを使うのがコツです。
カメラの設定はちょっと難しそうに見えるかもしれませんが、「光をどう写したいか」を思い浮かべながら調整してみると、実はとてもクリエイティブで楽しい作業です。設定を少し変えるだけで、まったく違った表現ができるのも、写真の魅力のひとつですね。
ここまで3回にわたって、「光のこと」「自然光の活かし方」「カメラでの光の調整」について見てきました。少しずつでも意識して撮ることで、写真の中にあなたらしさが表れてくるはずです。これからの撮影が、もっと楽しく、もっと自由になりますように。
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アールイーカメラは、2007年に「株式会社アキバ流通」として神田佐久間町で 創業し、家電卸売業と並行してカメラの買取販売を開始しました。 その後、2009年に外神田へ移転し、事業規模を拡大。2015年には現在の店舗がある御徒町へ移転しました。2018年からはカメラ事業に本格的に注力し、 「アールイーカメラ」としての活動をスタート。 現在に至るまで、カメラ愛好者の皆様をサポートし続けています。
アールイーカメラの使用カメラ
アールイーカメラの使用レンズ