以前は、デジカメ、水中カメラ、コンデジを使って風景やポートレート、熱帯魚などを撮影していました。最近では、野鳥の魅力にはまってミラーレスと望遠レンズで撮影しています。好きな被写体は、野鳥です。尾羽や翼を開いたり、採餌しているシーンなどです。
ayano さんの使用カメラ
ayano さんの使用レンズ
風景や水中写真、熱帯魚の撮影など、幅広くカメラを楽しんできたayanoさん。
最近では野鳥の魅力にすっかりハマり、ミラーレスカメラと望遠レンズを手に、自然の中で鳥たちの姿を追いかける日々を送っています。
可愛らしい尾羽の広がりや、ふと見せる自然な表情。
その一瞬を逃さず残したい——そんな想いが、彼女のシャッターを押す手を支えています。
カメラとの付き合いは、スマートフォンやデジカメから。
近所の川で見かけたカワセミを撮りたくて、コンパクトデジタルカメラを手に入れたのが本格的な撮影のはじまりでした。
「もっと綺麗に、もっと可愛く撮りたい。そんな気持ちから、望遠やシャッタースピードが必要だと感じ、Canonのカメラを購入しました」
さらに野鳥の世界にのめり込んだきっかけには、幼い頃の思い出もあったそうです。
「小さい頃に飼っていたセキセイインコの“アダム”と“イヴ”が、どんどん増えて最終的に30羽以上に!鳥が大好きだった気持ちは、ずっと心の奥に残っていたのかもしれませんね」
「尾羽や翼を広げる瞬間、採餌する姿、求愛行動……
野鳥が自然の中で見せる、ありのままの姿を残したいんです」その魅力を最大限に伝えるために意識しているのが、目に光(アイキャッチ)を入れることや、背景とのバランス。
「なかなか思うように花や実の上には止まってくれないんですけど(笑)、それもまた野鳥撮影の面白さですよね」
現在の主力機材は、Canon EOS R7 と RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM。
野鳥撮影において重要な「距離感」「軽さ」「AF性能」の三拍子がそろった理想的な組み合わせです。
「APS-CのR7は、焦点距離がフルサイズ換算で1.6倍。近づけない野鳥の撮影にぴったりです。さらに軽量で、山や川、海など移動の多いロケーションにも最適です」
瞳AF機能も活用して、野鳥の繊細な動きを逃さずキャッチ。
Canon純正レンズの導入には少し躊躇があったものの、いまでは「納得のいく写真が撮れていて、手放せない存在」になっています。
▼ その他の使用機材も用途に合わせて多数
CASIO EXILIM、富士フイルム FinePix XP(サブ機)
Canon PowerShot SX70 HS(野鳥)
OM SYSTEM/OLYMPUS Tough TG-7(熱帯魚)
「10年前、オーストラリア留学中に出会って以来、ずっと撮りたかった鳥が“ワライカワセミ”なんです」
スマホとデジカメで撮影していた当時、カラフルで愛嬌のある野鳥たちに惹かれ、「いつかちゃんとしたカメラで撮りたい」と思い続けていました。
そして10年後——
ついに再びオーストラリアの地を訪れ、枝にとまるワライカワセミを念願の機材で撮影することができたのです。また、印象に残るのは“ヤマセミ”の撮影時のエピソード。
「ブラインドの中で日の出前から待機していたら、両足で40か所蚊に刺されて大変なことに。虫よけは本当に大事です(笑)」
ayanoさんがよく訪れるのは、海、川、山、公園などの自然が残る場所。
「人の手が入りすぎていない場所には、野鳥がよく見られる気がします」
特に池や水たまりのある場所は、水を飲みに来る鳥たちを撮影できるチャンスも。
「野鳥の自然な姿を、愛らしく、ちゃんとした形で残してあげたい。その気持ちがカメラを続ける原動力なんです」
日々の暮らしの中で出会う鳥たち。
その小さな命のきらめきを写真に刻むayanoさんの姿からは、自然へのまなざしと、愛情に満ちた撮影スタイルが感じられました。
以前は、デジカメ、水中カメラ、コンデジを使って風景やポートレート、熱帯魚などを撮影していました。最近では、野鳥の魅力にはまってミラーレスと望遠レンズで撮影しています。好きな被写体は、野鳥です。尾羽や翼を開いたり、採餌しているシーンなどです。
ayano さんの使用カメラ
ayano さんの使用レンズ