カメラ歴2年。主に関東で鉄道撮ってます。編成写真メインですが、たまにスナップ写真も撮ったりしてます。
take さんの使用カメラ
Instagramで見た一枚の写真が、すべてのはじまりだった。
今回ご紹介するのは、関東を中心に鉄道写真を撮影しているtakeさん。
カメラ歴2年とは思えない真摯な姿勢で、鉄道が持つ”人の想い”を写し撮るそのスタイルは、静かに心を打ちます。
「Instagramで見かけた新幹線の写真に衝撃を受けました。あんなふうに自分も撮りたい!と思ったのがきっかけです」カメラを手にしたきっかけは、まさにSNS。
スマホでは届かない描写力に惹かれ、takeさんは鉄道写真の世界に足を踏み入れました。
被写体としての鉄道のどんな点に魅力を感じているのか、尋ねると、次のような答えが返ってきました。
「様々な人の想いを乗せて鉄道は動いている、というところに惹かれます。
だからこそ、それを写真という形で残したいと思っています」
動いているのは、ただの機械ではなく、誰かの旅、日常、人生。
その背景にあるストーリーごと写し取りたい──そんなtakeさんのまなざしが感じられます。
機材について尋ねると、現在はOM SYSTEM(旧オリンパス)の OM-D E-M1 Mark IIIをメインに使用しているとのこと。
「以前はもう少し古いボディを使っていたのですが、鉄道撮影にはスペックが足りなくて…」
「そこで今の機材にステップアップしました。性能的にも満足しています」
決して高価な機材に頼るわけではなく、自分の撮影スタイルに合ったカメラを見極めて選ぶ姿勢が印象的でした。
「一番印象に残っているのは、昨年11月、信越本線の安中〜磯部間で撮った臨時快速列車です」
「太陽が雲に隠れることなく、順光でバッチリ撮れたんです。これは本当に嬉しかったですね」
鉄道写真において“光”は命。
その一瞬を逃さずシャッターを切れた喜びは、今でも鮮明に記憶に残っているそうです。
「おすすめの撮影スポットは?」と聞いてみたところ、
「特にないです」というシンプルな回答が返ってきました。
これはきっと、どこで撮るかではなく、どんな想いで撮るかを大切にしているtakeさんならではの答え。
機材や撮影地に左右されない、その自由なスタイルが魅力なのです。
2年というキャリアながら、確かな視点と感性で鉄道写真に向き合っているtakeさん。
「これからも、写真という形で鉄道の魅力を残していきたいです」と、未来に向けた静かな決意を語ってくれました。
カメラ歴2年。主に関東で鉄道撮ってます。編成写真メインですが、たまにスナップ写真も撮ったりしてます。
take さんの使用カメラ
take さんの使用レンズ