広島を拠点に活動中。 身近な自然を中心に撮影している。 旅先でのスナップ写真が好き。
odakanaの使用カメラ
odakanaの使用レンズ
身近な自然や旅先のスナップを中心に撮影し、日常の中に潜む美しさを写真に残しているodakanaさん。
今回は、カメラを手にしたきっかけから、心に残る撮影エピソード、おすすめの撮影スポットまでお話を伺いました。
「ある日突然、父からCanonの一眼レフを譲ってもらったのがきっかけでした。」
最初はそれほど関心がなく、時々撮る程度だったそうです。
しかし、撮影を重ねるうちにその楽しさに引き込まれていきました。
「父とカメラの話をしていく中で、たくさんのエピソードや古い写真、機材に出会いました。そこで、医療従事者だったはずの祖父が実は写真家だったことを知ったんです。自分のルーツと“好き”が繋がった瞬間でした。」
まるで血の中に流れていた写真家の感性に気づいたような、不思議な出会いです。
odakanaさんがレンズを向けるのは、特別な風景だけではありません。
「なんでもない日常に魅力を感じます。」
装花の仕事をしていたこともあり、自然と花や植物を撮ることが多いとのこと。
また、旅先ではその土地の暮らしやスナップ、ポートレート、歩きながらの何気ない一枚など、幅広いシーンを記録しています。
お気に入りの機材は FUJIFILM X-S10。
「小型・軽量で、毎日気軽に持ち歩けるところが気に入っています。撮った時の色味も好きですね。」
“いつでもそばにあるカメラ”だからこそ、日常の中の一瞬を逃さず残せるのだと語ってくれました。
心に残る撮影エピソードについて伺うと、こんな答えが返ってきました。
「野生のスナメリに会えた時はとても嬉しかったです。瀬戸内海ではそれほど珍しくないのですが、偶然の出会いに恵まれたことが幸運でした。」
日常の中に突然現れる非日常。その一瞬が写真家の心を強く揺さぶります
「鳥取砂丘での風紋撮影はいかがでしょうか。砂と風が作り出す芸術は本当に圧巻です。」
自然が織りなす造形美を、カメラを通して感じてほしいと語ります。
父から譲られた一台のカメラが、祖父から受け継いだ写真のルーツへとつながったodakanaさん。
身近な自然や日常の何気ない瞬間を写しとるそのスタイルは、写真の原点ともいえる「今を残す」喜びを思い出させてくれます。
広島を拠点に活動中。 身近な自然を中心に撮影している。 旅先でのスナップ写真が好き。
odakanaの使用カメラ
odakanaの使用レンズ