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【立教大学写真部×アールイーカメラ】 純正EFレンズ×R6 Mark IIで挑む、月と猫の撮影記 / M.C

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【立教大学写真部×アールイーカメラ】 純正EFレンズ×R6 Mark IIで挑む、月と猫の撮影記 / M.C

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M.C

カメラ歴:5年 ポートレート撮影・風景写真を中心に撮影

M.Cの使用カメラ

使用カメラの画像
キヤノン EOS R6 Mark II

M.Cの使用レンズ

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キヤノン EF70-200mm F2.8 L USM
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初めての機材レンタル体験

今回、はじめてカメラ機材をレンタルしてみました。
選んだのは、Canon EOS R6 Mark IIと、F2.8通しの純正70-200mm EFレンズの組み合わせ。普段使っているのはR6とサードパーティ製200mmレンズですが、どうしても「純正だとどれくらい描写が違うのか?」という疑問があり、それを確かめたくて純正レンズを選びました。

キヤノン EOS R6 Mark II
キヤノン EF70-200mm F2.8 L USM

あえてEFマウントにしたのは、自分が日常で使用しているEFレンズとの比較をしっかり行いたかったからです。

皆既月食と純正レンズの描写力

幸運にも、レンタル期間中に皆既月食が重なり、撮影の絶好のチャンスが訪れました。まずは月が影に隠れる前の姿を200mmで切り取ると、拡大時のガビガビ感は多少残るものの、ノイズの出方が圧倒的に違うことに驚きました。

これまで使用していたレンズでは荒れやすかったノイズも、今回の純正レンズ+R6 Mark IIでは自然な仕上がりに。全体的に柔らかく、溶け込むような描写が印象的で、「やはり純正は別格か…」と実感しました。

ファインダー越しに広がる幻想的な世界

皆既月食がピークを迎えた瞬間、ファインダー越しに見えた赤銅色の月は、まさに息をのむ美しさ。肉眼ではぼんやりとした月も、カメラを通すと微妙な色のグラデーションが浮かび上がり、幻想的な世界が広がります。

仕上がった写真には、暗部の描写と色の深みがしっかりと残っており、普段の機材ではなかなか出せなかった質感が得られました。

日常シーンで試すAF性能と高感度耐性

天体撮影の興奮冷めやらぬまま、今度は日常の被写体——我が家の猫を被写体にして試写してみることに。

特に感動したのは、AFの速さと正確さです。猫の目にスッとピントが合い、まったく迷いがありません。また、ISO感度を大胆に上げても画質が崩れない点も大きな安心材料でした。

初代R6ではやや苦しいと感じていたシーンも、R6 Mark IIでは難なくこなしてくれる。その頼もしさに、つい夢中になってシャッターを切ってしまいました。

撮影体験を変える、純正機材の完成度

今回の撮影を通じて改めて感じたのは、機材の違いが「撮影体験そのもの」を変えてしまうということです。

サードパーティ製レンズもコストパフォーマンスは優秀ですが、やはり純正の完成度は一段上。描写のなめらかさ・AF性能・高感度耐性など、細かな点の積み重ねが、撮影時の安心感や表現の幅に繋がっていると実感しました。

まとめ:機材の違いが、写真の楽しさを広げてくれる

今回は、皆既月食という特別なシーンと、日常の愛猫との撮影という、異なる2つの被写体を楽しむことができました。純正機材がもたらす描写力と信頼感により、撮影の幅が広がったことは、写真好きとして大きな収穫だったと思います。

これから先どんな被写体と出会っても、今回の体験を胸に、シャッターを切り続けていきたいと思います。


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