「世界の中古カメラ市」とは?
「世界の中古カメラ市」は、I.C.S.輸入カメラ協会が主催する、歴史ある中古カメラの販売イベントです。1979年に松屋銀座で第1回が開催されて以来、多くのカメラ愛好家やコレクターが訪れる一大イベントとなっています。
近年では年2回のペースで開催され、フィルムカメラからオールドレンズ、最新のデジタルカメラに至るまで、幅広い商品が豊富に揃います。
イベント基本情報
会場・アクセスガイド
「第53回 世界の中古カメラ市」は、松屋銀座8階イベントスクエアにて開催されます。
松屋銀座は、銀座の中心部に位置し、東京メトロ銀座線、丸ノ内線、日比谷線の銀座駅から直結しており、アクセスも大変便利です。
開催日程・時間・入場料
- 会期: 2025年9月4日(木)〜9月9日(火)
- 開催時間: 午前11時〜午後8時
- 9月7日(日)は午後7時30分まで
- 最終日9月9日(火)は午後5時閉場
- 入場料: 無料
- 住所:東京都中央区銀座3-6-1
イベントの雰囲気と来場時の注意点
イベント初日や土曜日のオープン時には、混雑緩和と安全対策のため、抽選方式で入場順を決定する場合があります。詳細な抽選場所や時間については、松屋銀座の公式ウェブサイトをご確認ください。抽選に参加しなくても、開店後からは通常通り入場できます。
会場内では、クレジットカードやバーコード(QRコード)決済が利用可能です。また、JACCSショッピングローンも分割15回まで無金利で申し込むことができます。
出店店舗と注目ブランド
今年参加するショップ・企業リスト
I.C.S.輸入カメラ協会の正会員および協賛店舗が多数出店します。
ICS正会員:
アカサカカメラ、喜久屋商事、三共カメラ、ジェイダブリュー、秀光、スキヤカメラ、ナショナル・フォート、早田カメラ店、フォトベルゼ、富士越写真機店、ペンギンカメラ、矢倉カメラ商会
協賛
カメラの極楽堂、カメラのゴゴー商会、カメラのハヤシ商事、カメラのヤマゲン、セキ写真、日東商事、かわうそ商店
ヴィンテージ・最新モデル・アクセサリーの見どころ
各店舗からは、ライカ、ニコン、コニカ、カールツァイス、ハッセルブラッドなどの有名ブランドのカメラやレンズが多数出品されます。
ヴィンテージのフィルムカメラから、デジタル一眼レフ、ミラーレスカメラ、さらには希少なオールドレンズやアクセサリーまで、幅広い品揃えが魅力です。
特に、ライカM2ブラックペイントやコニカヘキサーRFリミテッド、ハッセルブラッド503cwなどのレアアイテムも出品予定です。
お買い得なポイントと商品傾向
各店のブースでは、状態の良い中古品から掘り出し物まで、多種多様な商品が並びます。
特に、初日や特別企画時には、お買い得な商品が多く出ることが予想されます。展示される商品は、ウェブサイトで一部確認できる場合もありますので、事前にチェックしておくことをお勧めします。
特別企画・限定イベント
トークショーやワークショップ情報
今回の「第53回 世界の中古カメラ市」では、トークショーやワークショップに関する具体的な情報は現時点では公開されていません。
過去には写真展などが開催された実績もあるため、続報に期待しましょう。
限定アイテムや特設コーナー紹介
- 理由ありセール: 9月6日(土)のみ開催。1日限定の特別ご奉仕品や掘り出し物が各店ブースに並びます。
- タイムサービス: 9月8日(月)の午後5時〜7時に実施。時間限定の特別ご奉仕品が各店ブースに登場します。
買取・査定カウンターの使い方
- カメラ買取カウンター: 9月5日(金)から9月9日(火)まで開設されます。各日最終受付は午後7時まで(最終日は昼12時まで)です。
- 不要なカメラ、レンズ、用品を買い取ってもらえます。査定料は無料です。
- 買取を希望する際は、身分証明書が必要となります。
- 査定・買取は、アカサカカメラ、三共カメラ、スキヤカメラが行います。
初心者向けガイド
おすすめの楽しみ方・回遊のコツ
- 事前情報収集: 公式ウェブサイトで出店店舗や出品予定品を事前に確認し、狙いを定めておくと効率的に回れます。
- 午前中の来場: 特に人気の高い商品は、開場直後に売り切れる可能性もあります。初日や週末の午前中は混雑が予想されますが、早めの時間帯に訪れることで、より多くの商品に出会えるチャンスがあります。
- 予算設定: 無数の魅力的なカメラが並ぶため、事前に予算を決めておくことが大切です。
- 実物確認: 中古品なので、実際に手に取って商品の状態(外観の傷、レンズ内部の曇り、動作確認など)をしっかり確認しましょう。気になる点があれば、積極的に店員に質問することをおすすめします。
気をつけたいポイントとカメラ選びノウハウ
- 中古品の特性理解: 中古カメラは一点ものが多く、同じモデルでも状態によって価格が大きく異なります。購入前に、商品のコンディションを詳しく確認することが重要です。
- メンテナンス履歴: オーバーホール済みのものや保証付きのものは、安心して購入できます。
- フィルムカメラの選び方:
- フィルムの種類: 35mmフィルムを使うカメラ(一眼レフ、レンジファインダー、コンパクトカメラ)と120フィルムを使うカメラ(二眼レフ)があります。使用したいフィルムに合わせて選びましょう。
- 操作性: 初めてフィルムカメラを使う場合は、露出計が内蔵されているモデルや、比較的シンプルな操作性のモデルから始めるのがおすすめです。
- ピント合わせ: 一眼レフではファインダーを覗いてピントリングを回し、レンジファインダーでは二重像を合わせることでピントを合わせます。
- 絞りとシャッター速度: 露出を決める重要な要素です。数字が小さいほど多くの光を取り込み(明るく、背景がボケやすい)、数字が大きいほど取り込む光が少なくなります。シャッター速度は、速いほど手ブレを防げます。
- デジタルカメラの選び方: 数年前のデジタルカメラでも、手頃な価格で高性能なモデルが見つかることがあります。
- レンズやアクセサリー: カメラ本体だけでなく、レンズやアクセサリーも豊富に揃います。特に、オールドレンズは独特の描写が楽しめ、デジタルカメラと組み合わせて使用することも可能です。
来場体験&過去の様子
過去の混雑・雰囲気レポート
過去の「世界の中古カメラ市」では、初日から多くのカメラファンで賑わい、特に開場直後は目玉商品を求める人々で活気に満ち溢れていました。早朝から並ぶ熱心な来場者や、スーツケースを持った外国人バイヤーの姿も多く見られ、その人気ぶりがうかがえます。
特に「理由ありセール」や「タイムサービス」の時間は、お買い得品を求める行列ができるほどの盛況ぶりです。
実際に行って感じたポイント
会場は、アンティークカメラから最新のデジタルカメラまで、幅広い商品が所狭しと並べられ、見ているだけでも楽しめます。
希少なライカのカメラや、歴史を感じさせるフィルムカメラ、個性豊かなオールドレンズなど、普段なかなかお目にかかれない品々を実際に手に取って見られるのは、このイベントならではの貴重な体験です。
体験者の声・口コミまとめ
「早朝から並んで狙っていたライカM3を手に入れることができた!」「ジャンク品コーナーで掘り出し物を見つけた」「普段使いのデジタルカメラ用のオールドレンズを格安でゲットできた」といった喜びの声や、「各店の店主から商品の詳しい説明を聞けて勉強になった」「他のカメラ好きと情報交換ができて楽しかった」など、単なる買い物以上の体験に満足している来場者が多く見られます。
まとめ
2025年版カメラ市のトピック総括
2025年9月に開催される「第53回 世界の中古カメラ市」は、松屋銀座を舞台に、全国から選りすぐりの中古カメラが一堂に会する一大イベントです。入場無料という気軽さも魅力で、多種多様なカメラやレンズ、アクセサリーとの出会いが期待されます。
特に、初日や土曜のオープン時には入場抽選が実施される可能性もあるため、事前の情報確認が重要です。また、「理由ありセール」や「タイムサービス」といった特別企画も用意されており、掘り出し物を手に入れる絶好のチャンスです。
ビギナー&マニアに送るイベントの活用法
- 初心者: 手頃な価格のエントリーモデルや、フィルムカメラの基本操作について店員に相談しながら、自分にぴったりの一台を見つける良い機会です。
- マニア・コレクター: 普段お目にかかれない希少なヴィンテージカメラやレンズ、限定モデルなどを探し求める絶好の機会です。事前情報を活用し、狙いを定めて効率的に会場を回りましょう。
- 共通の楽しみ方: カメラ買取カウンターを利用して不要なカメラを査定してもらう、会場の雰囲気を楽しみながら情報交換をするなど、ショッピング以外の楽しみ方も豊富です。
「世界の中古カメラ市」は、カメラを愛するすべての人にとって、新たな発見と感動に満ちた特別なイベントとなるでしょう。
